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小林よしのり
2016.4.19 23:32日々の出来事

意外にもスタッフが『大東亜論』を楽しんでいる


昨夜は生放送の後、スタッフと雑談したが、そこで初めて、

チーフ広井やポカQが『大東亜論』を楽しんでいることを

知った。

 

彼らは読者より2本先まで読んでいるのだが、岡りなの

キャラクター作りのわしの意図までよく分かっていて、

キャラとしての頭山満の存在感の変化にも気づいていた。

 

さらにわしの漫画にしては一人称にならず、客観的に主人公を

捉えていること、群像劇になってることなどを、よく把握

している。

 

18ページにこの内容を入れ込んで、窮屈にならないように

見せる苦労も分かっているようだ。

 

さすがに誰より早くコンテを見て、一コマ一コマ、絵を入れて

いく者たちだから、読み込みが深い。

スタッフが作品を楽しんでいることは、絵の完成度にとって

重要なので、気分が良くなった。

 

今年は何としてもスタッフ全員連れて、神戸に取材に行きたい

のだが、暴力団の抗争があってるから心配でもある。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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