昨夜は生放送の後、スタッフと雑談したが、そこで初めて、
チーフ広井やポカQが『大東亜論』を楽しんでいることを
知った。
彼らは読者より2本先まで読んでいるのだが、岡りなの
キャラクター作りのわしの意図までよく分かっていて、
キャラとしての頭山満の存在感の変化にも気づいていた。
さらにわしの漫画にしては一人称にならず、客観的に主人公を
捉えていること、群像劇になってることなどを、よく把握
している。
18ページにこの内容を入れ込んで、窮屈にならないように
見せる苦労も分かっているようだ。
さすがに誰より早くコンテを見て、一コマ一コマ、絵を入れて
いく者たちだから、読み込みが深い。
スタッフが作品を楽しんでいることは、絵の完成度にとって
重要なので、気分が良くなった。
今年は何としてもスタッフ全員連れて、神戸に取材に行きたい
のだが、暴力団の抗争があってるから心配でもある。